ユベール選手の事故死から1年、F1ベルギーGPで黙とうへ
発信地:スパ・フランコルシャン/ベルギー
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【8月28日 AFP】今週末に行われるフォーミュラワン(F1、F1世界選手権)の今季第7戦ベルギーGP(Belgium Grand Prix 2020)で、昨年フォーミュラ2(F2、FIA F2選手権)のレース中の事故で亡くなったフランス人ドライバー、アントワーヌ・ユベール(Anthoine Hubert)選手を追悼する1分間の黙とうが行われることになった。
ユベール選手は昨年、同レースのサーキットであるスパ・フランコルシャン(Spa-Francorchamps)で起きた事故で命を落とした。同選手はアルファタウリ(AlphaTauri)のピエール・ガスリー(Pierre Gasly)や、フェラーリ(Ferrari)のシャルル・ルクレール(Charles Leclerc)ら多くの現役F1ドライバーと親しい友人関係にあった。
今週末のレースでは、ユベール選手の功績と記憶をたたえ、全選手のF1マシンに「AH19」のエンブレムが示されることになっている。また、F2は同選手のカーナンバー19を永久欠番とし、F2とFIA F3選手権(FIA Formula 3 Championship)のすべてのコミュニケーションで使用されるロゴを製作した。
22歳のユベール選手が多重クラッシュに巻き込まれて死亡した事故は、パドック全体に衝撃を与えた。1分間の黙とうは、29日のF2フューチャーレースと、30日のF1決勝レースの前に行われる。(c)AFP