【8月28日 AFP】(更新)中国が南シナ海(South China Sea)で行った弾道ミサイルの発射実験について、米国防総省は27日、声明を発表し、地域の平和と安全を脅かしていると非難した。

【比較写真】中国が開発進める西沙諸島・ツリー島の変貌(2017年)

 同省は、中国が西沙諸島(パラセル諸島、Paracel Islands)周辺で今月23日から実施中の軍事演習で最大4発の弾道ミサイルを発射したとの情報を確認。ミサイルの発射は、中国が挑発行為の自制を誓約した2002年の宣言に反するものだとし、中国による「ミサイル実験を含む行動は、南シナ海の状況をさらに不安定化させる」と言明した。(c)AFP