【8月27日 AFP】スペイン1部リーグ、FCバルセロナ(FC Barcelona)のスポーティングディレクター(SD)に就任したラモン・プラネス(Ramon Planes)氏は26日、リオネル・メッシ(Lionel Messi)が練習不参加をチームに伝えた事実はないと明かした。

 メッシは25日、13歳から20年過ごしたクラブからの退団を認めるようバルセロナに求めたとされている。

 ポルトガル人FWフランシスコ・トリンコン(Francisco Trincao)の正式加入を発表した場でプラネス氏は、「メッシがこれまでに練習に参加しないと伝えたことはない」とコメント。「だがすべてのやり取りは(クラブと選手の)当事者間に属すのもであり、われわれはこの対話の中で最善を尽くしている最中なので、そこでの話を公にすることはない」

 メッシの退団報道にクラブとして初めて正式に対応したプラネス氏は、「重要なニュースだ。だがこれまでに何度も言っているように、われわれはメッシをバルサの選手として考えている」と答えた。

「彼の契約にあるいかなる条項についても検討していない。メッシとバルサの融合は両者に多くのものをもたらし、サポーターに大きな喜びを与えた。われわれはメッシがバルサ、そして彼自身にとってベストな解決策を見いだすよう説得している」

 そして最後にプラネス氏は、「メッシとバルサの間にいさかいはない。それは双方に値しない」と強調している。(c)AFP