【8月26日 AFP】(更新、写真追加)豪雨に見舞われているアフガニスタン東部パルワン(Parwan)州の州都チャリカル(Charikar)で、鉄砲水が発生し、100人以上が死亡、家屋数百戸が損壊した。当局が26日、報告した。

 首都カブール北方に位置するチャリカルでは一晩中豪雨が続き、倒壊した建物のがれきの下敷きになっている人々の救出活動が続けられている。

 災害管理当局は、今回の災害による死者は少なくとも100人に上り、さらに100人が負傷、500戸近い家屋が損壊したとしている。

 当局と複数の目撃者によると、死者の中には多数の子どもも含まれているという。

 貧困にあえぐアフガニスタンでは毎年、豪雨や鉄砲水で大勢の犠牲者が出ている。地方を中心に粗末な造りの家が多く、雨で倒壊する危険がある。(c)AFP/Elise Blanchard with Emal Haidary in Kabul