メキシコ、公立校の授業をテレビ配信 民放4局と連携
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【8月25日 AFP】メキシコで24日、公立学校の新学期が始まり、新型コロナウイルス対策としてテレビ放送による授業配信がスタートした。
メキシコ政府は国内全土に授業を配信するため、4つの民間放送局と連携。教室での授業が可能になるまで、4歳から18歳の児童・生徒ら3000万人がテレビ放送を通じて授業を受ける。
アンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール(Andres Manuel Lopez Obrador)大統領は新学期開始を宣言し、「感染拡大、痛み、苦労にもかかわらず、われわれは持ちこたえている」と述べた。
メキシコでは新型コロナウイルスにより6万人以上が死亡し、死者数は米国とブラジルに次いで多い。また、対面での授業は今年3月から中断されている。
メキシコ政府によるとインターネットの普及率が7〜8割にとどまる一方、テレビは94%の家庭が視聴可能だという。
またエステバン・モクテスマ(Esteban Moctezuma)教育相によると、遠隔地ではラジオによる授業配信も行われる。(c)AFP/Jennifer Gonzalez Covarrubias