【8月24日 CGTN Japanese】北京市人民対外友好協会と東京都日中友好協会青年委員会の共催による「北京・東京首都圏青年オンライン交流大会」が8月22日に開かれました。北京、東京の大学生たち約100人がオンラインを通じて参加しました。

 北京市人民対外友好協会の高双進(Gao Shuangjin)副会長は挨拶で、「中日友好の基礎は民間にあり、未来は青年にある。今後も中日の青年交流のために多くの機会とプラットフォームを提供していきたい」と強調しました。

 これに対して、東京都日中友好協会の中野修常務副会長は「昨年は東京と北京の友好都市締結40周年だった。今年はコロナ禍で両国の大学生がオンライン交流イベントを行い、相互理解と友情の増進を図っていることに、重大な意義がある」と述べました。

 両国の学生たちはそれぞれ心を込めて制作したPPTを通じて、自分の居場所である北京と東京の魅力を紹介し、コロナ禍における学習や生活の状況、留学計画などについて、会話を交わしました。

 北京第二外国語大学代表は書道作品「山川異域 風月同日」やオリンピック関連絵画を日本側へ贈呈し、日本の学生代表も書道の作品を寄せました。学生たちは「コロナの影響で留学など計画が一時中断されたが、オンライン交流を通じて、新たな方法で相手の都市に対する理解がさらに深まり、今後は正常な学習と生活が回復することを期待している」と語りました。

 今年、コロナの影響で現地での交流が中断されたことを受け、北京市対外友好協会は積極的に中日青少年のためのオンライン交流イベントを展開しています。今回のオンライン交流会は新たなスタイルで中日青少年の友情を育み、お互いの心の中に友好の種を植える催しとなりました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News