【8月24日 AFP】イラン原子力庁は23日、中部ナタンズ(Natanz)の核施設で7月に発生した爆発について、「破壊工作」によるものだったと発表した。

 原子力庁のベフルーズ・カマルバンディ(Behrouz Kamalvandi)報道官は国営イラン通信(IRNA)を通じ、「破壊工作だったことが治安当局の捜査で確認された。ナタンズで爆発があったのは確かだ」と述べた。爆発の経緯と使われた物質については、追って治安当局から発表があるという。

 7月2日に起きた核施設の損傷について、イラン当局は当初、原因は特定したが「治安の懸念」から詳細は公表しないと表明。ナタンズ当局は「火災が発生した」と説明し、原子力庁は死傷者や放射能汚染はなかったとのみ発表していた。

 一方、IRNAは「敵国の敵対的行為」を警告する論説を掲載し、この一件にイスラエル政府が関わっていると主張するイスラエルの匿名ソーシャルメディア・アカウントの投稿について伝えていた。

 イランではナタンズでの一件の6日前にも、軍事施設付近で爆発が起きていた。(c)AFP