【8月24日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、フェデックス・カップ(FedEx Cup 2020)プレーオフ初戦、ザ・ノーザントラスト(The Northern Trust 2020)は23日、米マサチューセッツ州ノートン(Norton)のTPCボストン(TPC Boston、パー71)で最終日が行われ、ダスティン・ジョンソン(Dustin Johnson、米国)が通算30アンダーで2位に11打差をつけて完勝し、世界ランキング1位に返り咲きを果たした。

 72ホールの大会における通算30アンダーは、2003年にアーニー・エルス(Ernie Els、南アフリカ)が記録した同31アンダーに次ぐ史上2位タイの好記録で、11打差での勝利は2007年以降では最大となった。

 この日も8アンダー「63」をマークし、通算19アンダーの2位に入ったハリス・イングリッシュ(Harris English、米国)に水をあけたジョンソンは、「大差だ。それについては間違いなく非常に誇りに思える。とても良いプレーができた。それを自覚していたし、他の選手たちのスコアが伸びていないことも知っていた」「世界ナンバーワンになれたのは非常に誇らしい。しばらくこの位置にとどまりたい」と語った。

 元全米オープン選手権(2016 US Open Championship)覇者のジョンソンは、これでジョン・ラーム(Jon Rahm、スペイン)を抜いて世界ランキングのトップに躍り出る。また、フェデックス・カップのポイントランキングでも首位に浮上し、第2戦のBMW選手権(BMW Championship 2020)を迎える。(c)AFP