エムバペ「歴史に名を残す」 PSG念願のCL制覇へ決意
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【8月23日 AFP】フランス・リーグ1、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)のキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)は22日、ポルトガル・リスボンで行われる欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)決勝でバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)を倒し、母国のサッカー史に名を刻む決意を語った。
クラブ史上初の決勝の前夜にエムバペは、「まさにこのために自分はここに来た。常に国の歴史に名を残したいと言ってきた。あしたはそのチャンスだ」と話した。
21歳になったエムバペは、2018年のW杯ロシア大会(2018 World Cup)決勝でペレ(Pele)氏以来となる10代での得点を記録するなどフランスの優勝に貢献し、世界的スターに仲間入りした。
エムバペはW杯の前年にASモナコ(AS Monaco)からPSGに加入。移籍金はPSGがその数週間前にネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)獲得のためにスペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)に支払った2億2200万ユーロ(約277億円)に次いで史上2位の1億8000万ユーロ(約225億円)だった。
「2017年にここに来たときはいくつか失望を味わっていたが、今僕らは決勝の舞台にいる。このことは僕らが、そして僕が諦めなかったことを証明している。そしてフランスのクラブで勝つことができれば、最高のご褒美になるだろう」「ここでサインをしたときにこれは僕の使命となった。あした(23日)勝てれば最高だし偉業になる」
フランス勢最後の決勝進出は2004年のモナコで、このときはFCポルト(FC Porto)に0-3で敗れて優勝を逃している。現行のフォーマットになった初年度の1993年には、オリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)がACミラン(AC Milan)を倒し、フランスのクラブとして唯一の優勝を果たしている。
2011年にカタール・スポーツ・インベストメンツ(Qatar Sports Investments、QSI)に買収されて以来、9年間で大きく変容したPSGとしては、23日の決勝は欧州屈指のビッグクラブとしての地位を確立するチャンスでもある。
PSGは当時エムバペを擁したモナコに優勝をさらわれた2017年を除き、過去8年で7度リーグ1を制しており、今季はトーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)監督の下で国内タイトルを総なめにしている。
「PSGが欧州におけるビッグクラブか? あしたはチャンピオンズリーグを取ってその輪に入る絶好の機会だと思う」 「だがその話はほかの人に委ねるよ。僕らは自分たちのクオリティーを理解しているし、このクラブが世界的にいかに重要で、どれだけ成長してきたかを分かっている。チームはあしたの試合に集中しているが、もし勝つことができたらそのあとで討論しよう」
18日に行われたRBライプツィヒ(RB Leipzig)との準決勝に先発し、負傷していた足首の不安を払拭(ふっしょく)したエムバペは、けがの状態は「日々良くなっている」と話している。(c)AFP/Andy SCOTT