【8月23日 AFP】女子ゴルフ米国ツアーメジャー第1戦、AIG全英女子オープン(AIG Women's British Open 2020)は22日、英スコットランドのロイヤルトゥルーン(Royal Troon、パー71)で3日目が行われ、ソフィア・ポポフ(Sophia Popov、ドイツ)が「67」の完璧なラウンドを見せ、2位と3打差の単独首位に浮上した。

 ついに太陽が顔を出したものの、この日も強風が吹く厳しいコンディションの中、27歳のポポフは通算4アンダーとした。

 ともに「69」で回ったオーストラリアのイ・ミンジ(Minjee Lee)、タイのシダパ・スワナプーラ(Thidapa Suwannapura)が通算1アンダーで2位タイにつけている。

 米国ツアー未勝利のポポフは、メジャーではこれまで50位以内でフィニッシュしたことがなく、全英女子での最高成績はカーヌスティ・ゴルフリンクス(Carnoustie Golf Links)で開催された2011年大会の67位となっている。

 それでも、この日は出場全選手で今大会初のノーボギーでラウンドを終え、自身の実力を発揮。ロングホールの4番で約3メートルのパットを沈めてイーグルを奪うと、12番と17番でバーディーを記録した。

「72」でまとめてメジャー3勝目に望みをつないだニュージーランドのリディア・コー(Lydia Ko)は、首位と6打差で最終日に挑む。

 2日目に単独首位に立ったスウェーデンのダニ・ホルムクビスト(Dani Holmqvist)は、7番までパーでしのいできたが、その後の5ホールでボギーを四つたたくなど「77」でラウンドを終え、首位ポポフとは9打差となった。(c)AFP/Elspeth BURNSIDE