マルセイユ、5選手目のコロナ陽性 暗雲の中でリーグ1は開幕
発信地:ニース/フランス
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【8月22日 AFP】フランス・リーグ1のオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)で、5選手目の新型コロナウイルス陽性者が出たことが21日に分かった。新型ウイルスの暗雲が深まる中で、同日にはリーグ1の新シーズンが開幕した。
マルセイユは当初、21日にホームでサンテティエンヌ(AS Saint-Etienne)との新シーズン開幕戦を戦う予定だったが、陽性者が4人出たことを受け、試合は中止となっていた。今回の発表の数時間後、サンテティエンヌも選手1人が検査で陽性になったと明かしている。
マルセイユは陽性になった選手の名前を公表していないが、自宅で隔離中だとしている。残りの選手たちは、30日にアウェーで行われるスタッド・ブレスト(Stade Brestois 29)戦へ向け、今週末はオフを与えられた。
同日には、マルセイユ対サンテティエンヌ戦が中止になったことを受け、代わりとしてボルドー(FC Girondins de Bordeaux)対ナント(FC Nantes)戦が22日から前倒しで開催されたが、新型ウイルスによる中断後166日ぶりとなるリーグ1の一戦は見どころなく0-0で終了し、ほとんど慰めにならなかった。
一方、ニーム・オリンピック(Nimes Olympique)もこの日、陽性になった選手の数が4人に増えたと発表し、23日に控えるブレスト戦の開催が危うい状況になっている。(c)AFP