【8月22日 Xinhua News】中国広東省(Guangdong)南雄市(Nanxiong)にある「黄金香印ぶどう貧困支援産業パーク」で現在、ブドウが収穫期を迎えている。今年の生産量は600トン、生産高は6千万元(1元=約15円)を超える見込み。

 同パークは日本の品種のシャインマスカット「晴王(はれおう)」を導入し、地元の気候や土壌の条件に合わせて改良を加え、南雄市での栽培を成功させた。また日本の栽培技術を取り入れ、ブドウ畑のきめ細かな管理を行っている。同パークは市内の企業、優源現代農業科技が資金を投じて建設した。面積は千ムー(約67ヘクタール)を超え、同市の重点産業貧困者扶助プロジェクトの一つとなっている。

 同パークはまた、土地使用権の譲渡に応じた農家に毎年1ムー(1ムー=約667平方メートル)当たり1100元の収入をもたらすだけでなく、地元農家350人の雇用の受け皿にもなっている。就業者の中には貧困世帯の26人含まれ、月3千元以上の収入を得ている。(c)Xinhua News/AFPBB News