【8月21日 AFP】リビアで対立してきた暫定政府と代表議会は21日、すべての戦闘行為を停止し、全国規模の選挙を近く実施すると、それぞれ声明を出して発表した。国連(UN)はこの合意を即座に歓迎した。

 各声明は、国連が承認し、首都トリポリを拠点にする国民統一政府(GNA)のファイズ・シラージュ(Fayez al-Sarraj)暫定首相と、東部を拠点とし、有力軍事組織「リビア国民軍(LNA)」のハリファ・ハフタル(Khalifa Haftar)司令官が支持する代表議会のアギーラ・サレハ・イーサ(Aguila Saleh Issa)議長が署名した。

 2015年12月の国民統一政府発足以降、双方は事実上の戦争状態にあった。(c)AFP