【8月22日 CGTN Japanese】中国では大手不動産会社が、新しい試みとして異なる業界に進出する動きが出ています。

 中国最大の不動産開発会社の一つ、恒大集団(エバーグランデ・グループ、Evergrande Group)は、自動車製造業界に進出しており、2週間前に新型EV(電気自動車)6モデルを発表しました。同社は自動車事業に対し、来年末までに450億元(約65億米ドル)を投資し、上海市と広東省(Guangdong)広州市(Guangzhou)での生産開始を目指す計画だということです。

 一方で、大手不動産会社の万科集団は、国内で豚肉の需要が拡大していることに合わせて、山東省(Shandong)の養豚場と豚肉加工工場を買収し、養豚・豚肉加工業に進出しています。

 これら企業の動きの背景には、不動産市場の成長鈍化があると見られています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News