【8月21日 Xinhua News】中国上海市に中国本部を置く米飲料大手コカ・コーラ(Coca-Cola)はこのほど、ボトリングパートナーと協力して、中国でのサプライチェーン(供給網)の拡充に向けた投資を引き続き強化する方針を示した。

 新型コロナウイルスの世界的な流行という逆風の中、同社の中国市場での業績は2020年第2四半期(4~6月)も好調を維持した。需要の高まりを追い風に、今後も中国国内に工場と製造ラインを増やしていく方針。

 湖北省(Hubei)武漢市(Wuhan)のボトリングパートナー、太古可口可楽飲料(スワイヤ・コカ・コーラ)は、今年下半期(7~12月)に新たに六つの製造ラインを稼働させる。投資総額は2億5千万元(1元=約15円)で、年間生産額は17億元超を見込んでいる。21年5月の稼働開始を目指し、ペットボトル製造ラインの新設計画も進めている。(c)Xinhua News/AFPBB News