【8月21日 AFP】ラグビー元イングランド代表FBアレックス・グッド(Alex Goode)は前週、ジャパンラグビートップリーグのNECグリーンロケッツ(NEC Green Rockets)と契約し、同リーグでプレーする大勢の国際的スター選手の輪に加わった。

 計16チームが参戦するトップリーグでは、アジア初開催となった昨年のW杯日本大会(Rugby World Cup 2019)でウェブ・エリス・カップ(Webb Ellis Cup、W杯の優勝トロフィー)を掲げた南アフリカ代表のマルコム・マルクス(Malcolm Marx)とマカゾレ・マピンピ(Makazole Mapimpi)のほか、ニュージーランド代表のSOボーデン・バレット(Beauden Barrett)、さらにはオーストラリア代表のセンター、サム・ケレヴィ(Samu Kerevi)らが各チームと契約した。

 イングランド・プレミアシップ(1部)のサラセンズ(Saracens)に所属するグッドは、グリーンロケッツに1年間ローン移籍することになっている。選手の年俸総額の上限を定めるサラリーキャップ制度に違反したとして2部に降格するサラセンズでは、チームメートのジョージ・クルーズ(George Kruis)もパナソニックワイルドナイツ(Panasonic Wild Knights)でプレーすることが決まった。

 ブレイブブロッサムズ(Brave Blossoms、日本代表の愛称)の主将リーチマイケル(Michael Leitch)の代理人を務めるジェイミー・コベントリー(Jamie Coventry)氏によれば、多国籍企業が支援している日本のリーグは、とりわけ欧州のクラブと比べて新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)による影響が少なく、これからも世界のトップ選手を引きつける存在であり続けるという。

「ラグビーのシーズンが中断されて以降、クラブ経営が苦しくなっている英国やフランスと比べて、日本の企業がクラブ経営を続けられていること、そして日本がイングランドやオーストラリアのようなロックダウン(都市封鎖)の措置をとっていないことは明らかだ」

「経済が回り続けて、チームが選手を引き留めること、そして以前と同じ給料を支払うことが可能になっているのだろう。しかし、私はそれが大きく上昇したとは言わない。これまで通りだ」

 昨年のW杯では5800万人以上もの人々が、日本がスコットランドを破って準々決勝に進出した試合を見守った。東京を拠点とするコンサルタントは、この大会が日本国民の注目を集め、国内リーグの発展を後押しするとの見解を示した。

「日本のラグビーファンの間では、北半球の強豪選手に対する認識度や評価がかなり高まっている」「あのW杯では、オーディエンスの規模に関して、ラグビー界においては日本が世界屈指の市場であることが示された」 (c)AFP/Mathias CENA, with Pierrick YVON in Paris