【8月21日 AFP】女子ゴルフ米国ツアーメジャー第1戦、AIG全英女子オープン(AIG Women's British Open 2020)は20日、英スコットランドのロイヤルトゥルーン(Royal Troon、パー71)で開幕し、エイミー・オルソン(Amy Olson、米国)が4アンダー「67」で首位発進した。

 強風が吹き荒れる厳しいコンディションの中、28歳のオルソンは4番のチップインを含む計5バーディーを記録し、後続に3打差をつけた。オルソン以外でこの日アンダーパーを記録したのは、1アンダー「70」で2位にタイにつけた同胞のマリナ・アレックス(Marina Alex)とドイツのソフィア・ポポフ(Sophia Popov)だけとなっている。

 この日の厳しい天候にもスコットランドのベテラン選手であるカトリオーナ・マシュー(Catriona Matthew)は手慣れた様子をみせ、その経験豊富なプレーでイーブンパー「71」の4位タイグループにつけた。
 
 一方、今大会と比べて穏やかなコンディションだったウォーバーンGC(Woburn Golf Club)で昨年大会を制した21歳の渋野日向子(Hinako Shibuno)は、パー5の4番でトリプルボギーをたたくなど、5オーバーの71位タイと出遅れ、大会連覇に向けて厳しいスタートとなった。 

 日本勢のトップは、ともに3オーバー「74」の33位タイにつけた畑岡奈紗(Nasa Hataoka)と野村敏京(Haru Nomura)となっている。(c)AFP/Elspeth BURNSIDE