【8月21日 AFP】イングランド・プレミアリーグは20日、来シーズンの日程を発表し、開幕節では王者リバプール(Liverpool FC)が17年ぶりの昇格を決めたリーズ・ユナイテッド(Leeds United)と9月12日に対戦することになった。一方、今シーズンの終了が遅れたことによるオフ期間を延長するため、マンチェスター・シティ(Manchester City)とマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は、開幕節の週には試合が行われないことが決まった。

 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)による3か月の中断で今シーズンは終了が遅れており、全チームとも今季と来季の間は最低でも30日空くことが保証されていた。

 今季のリーグ戦が閉幕してから3週間が過ぎた前週、シティとユナイテッドはそれぞれ欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)とヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2019-20)で敗退していた。

 8月に欧州カップ戦を戦ったチェルシー(Chelsea)とウォルバーハンプトン・ワンダラーズ(Wolverhampton Wanderers)は、共に9月14日に開幕戦が組まれている。

 2003-04シーズン以来のプレミア復帰を果たしたリーズだが、リバプールがリーグ戦で3年以上負けていない本拠地アンフィールド(Anfield)に乗り込むこととなり、これ以上ない厳しいスタートとなるだろう。

 また、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)はエバートン(Everton)を、昇格組のフラム(Fulham)はアーセナル(Arsenal)を、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)はチェルシーをそれぞれホームに迎える。

 王者リバプールと2位シティの対戦は、11月7日か8日にエティハド・スタジアム(Etihad Stadium)で、来年2月6日か7日にアンフィールドで行われる。

 リバプールはライバルであるユナイテッドと年内は対戦せず、試合はアンフィールドで1月16日か17日に、オールド・トラフォード(Old Trafford)で5月1日か2日に開催される予定。(c)AFP