【8月21日 AFP】米国は20日、イランに対する国連制裁の復活を目指す手続きを正式に開始した。国連制裁の復活は、イランの核合意を脅かすとして議論を呼んでいる。

 マイク・ポンペオ(Mike Pompeo)米国務長官は国連安全保障理事会(UN Security Council)の議長に対し、イランによる歴史的な核合意不順守の程度が「重大」であると通知する書簡を提出した。AFPが確認したコピーで明らかになった。

 米国はこれでいわゆる「スナップバック」と呼ばれる仕組みの発動を目指す。安保理メンバー15か国のうち、米国と同盟関係にある欧州諸国はこれに反対している。(c)AFP