【8月22日 CGTN Japanese】猛暑の夏、アイスクリームの消費シーズンを迎えています。中国アイスクリーム市場研究センターがこのほど発表したデータによりますと、2019年に中国のアイスクリーム市場規模は1380億元(約2兆1135億円相当)に達し、世界一の消費国になったとのことです。しかし、1人当たりの消費水準は、米国やスイスなどのアイス先進国と比べると大きく下回っています。

 また、オンラインで人気になったアイスクリーム商品が消費のホットスポットとなっています。2018年にはオンラインで人気のアイスクリームブランドは60余りに過ぎませんでした。これが2019年には100を超え、今年7月末時点では150以上に増加しています。中国のアイスクリーム産業は、外資ブランド、伝統的な乳製品企業、地域のアイスクリーム企業が「天下を三分」しています。

 最も注目されるのは、最近登場したアイスクリームのスマート自動販売機「ice機摩人」です。この自販機は、ソフトウェアとハードウェアのクラウド管理や全工程の無人化が可能で、100種類の味、栄養配合、保健機能を自由に組み合わせることができるとのことです。

 業界の専門家によりますと、アイスクリーム商品は今後、天然、保健、機能化、間食化へと発展し、「三低一高(低脂肪、低糖質、低塩、高タンパク質)」の健康型商品は将来性が大いにあると考えられています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News