【8月24日 AFP】女子ゴルフ米国ツアーメジャー第1戦、AIG全英女子オープン(AIG Women's British Open 2020)は23日、英スコットランドのロイヤルトゥルーン(Royal Troon、パー71)で最終日が行われ、昨年には引退の瀬戸際にあったという世界304位のソフィア・ポポフ(Sophia Popov)が、ドイツ人初の女子メジャー制覇を果たした。

 3打差の首位で最終日をスタートした27歳のポポフは、この日も「68」を記録して通算7アンダーとし、タイのシダパ・スワナプーラ(Thidapa Suwannapura)を2打差の2位に抑えて栄冠に輝いた。

 最後のパットを打つ前から涙を流し、グリーンを離れる際にも感極まったポポフは、「これまで話したことはなかったが、ツアーに出たての頃にたくさんの健康問題があった。何年かしてから、ようやくライム病だと診断された」「頭から離れないことだが、栄養にはすごく気をつけて、うまくいっている」と語った。

 さらに、「なかなか言葉が出てこない」「去年は引退しかけた。やめないで良かった」「きょうは本当に緊張して、これはとにかく信じられない。ここまでの道のりで多くの障壁があったが、達成する力が自分にあるのは分かっていた」と続けた。

 ポポフは今月のマラソン・クラシック(Marathon Classic presented by DANA 2020)でトップ10フィニッシュを果たして全英オープンの出場権を獲得。その後は米国で下部のシメトラツアー(Symetra Tour)に参戦し、スコットランドに到着したのは18日のことだった。この日までの通算獲得賞金はわずか10万8000ドル(約1140万円)だったが、今回の優勝で67万5000ドル(約7150万円)を手にしている。

 ニュージーランドのイ・ミンジ(Minjee Lee)が通算3アンダーの単独3位となり、メジャー通算7勝の朴仁妃(Inbee Park、パク・インビ、韓国)が同1アンダーの4位に続いた。上田桃子(Momoko Ueda)は通算1オーバーで6位に入った。(c)AFP