【8月20日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)の倫理委員会は19日、スイスの元検事総長と不正に談合した疑いで捜査を受けているジャンニ・インファンティーノ(Gianni Infantino)会長に対する審議を打ち切ると発表した。

 FIFAは発表文の中で「関連する書類や証拠を調査した結果、FIFA倫理規定違反の疑いに関する一応の証拠がないことが明白であるため、調査委員会の委員長は異議を申し立て、この件を打ち切った」と記した。

 2016年に就任したインファンティーノ会長に対しては、FIFAを対象とした汚職捜査の対応をめぐって前月辞任していたミヒャエル・ラウバー(Michael Lauber)元検事総長との間に談合があったとして、刑事訴訟手続きが開始されていた。

 しかし、独立した裁定機関である倫理委員会は、この疑惑をより追及するには証拠が不十分だと判断した。

 スイス検察当局からの捜査を受ける中、インファンティーノ会長は「隠すことは何もない」と主張していた。(c)AFP