【8月19日 AFP】スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)は18日、前日に解任したキケ・セティエン(Quique Setien)監督に続き、エリック・アビダル(Eric Abidal)スポーティングディレクター(SD)との契約を解消した。

 クラブは公式サイトで「両者の契約を解消することで合意に至った」と発表した。

 バルセロナは17日、6時間に及んだ緊急取締役会の末、セティエン監督の解任を決めたが、アビダルSDも監督と同様、内部対立を抱えたままリーグではレアル・マドリード(Real Madrid)にタイトルを明け渡し、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)ではバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に2-8で大敗して2007-08シーズン以来の無冠に終わったシーズンの代償を払わされることになった。

 フランス代表として主に左SBで67キャップを刻んだアビダルSDは、2007年から2013年までバルセロナでプレーし、4回のリーグ優勝と2009年と2011年のチャンピオンズリーグ制覇に貢献した。

 特に2011年のチャンピオンズリーグでは、3月に肝臓の腫瘍が見つかりながらシーズン最終盤に復帰すると、ウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)で行われたマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)との決勝に先発出場し、3-1で勝利した後は当時の主将カルレス・プジョル(Carles Puyol)氏とともに最初にトロフィーを掲げ、クラブの象徴的な選手となった。その後の2012年には肝臓の移植手術を受けた。

 バルセロナには、2017年にアンバサダーとして復帰し、2018年にSDに就任。しかし今年1月にエルネスト・バルベルデ(Ernesto Valverde)前監督を解任した際には批判の的になった。

 アビダルSDは、バルベルデ監督在任中にカタール1部リーグのアル・サード(Al-Sadd)を指揮するシャビ・エルナンデス(Xavi Hernandez)監督の元を訪れ、指揮官の座を打診したものの断られた。また、インタビューでバルベルデ前監督の解任は選手の責任だと話し、普段は控えめなクラブのスーパースター、リオネル・メッシ(Lionel Messi)の怒りを買っていた。(c)AFP