レバノン元首相暗殺の特別法廷、ヒズボラメンバーに有罪判決
このニュースをシェア
【8月18日 AFP】(写真追加)レバノンで2005年に起きたラフィク・ハリリ(Rafic Hariri)元首相の暗殺事件を裁くため、国連(UN)がオランダに設置した「レバノン特別法廷(Special Tribunal for Lebanon)」は18日、イスラム教シーア派(Shiite)組織ヒズボラ(Hezbollah)メンバーのサリム・アイヤシュ(Salim Ayyash)被告に対し、本人不在のまま有罪判決を言い渡した。一方で、同じくヒズボラメンバーの他の3被告については無罪とした。
裁判長は「本法廷はアイヤシュ被告について、合理的疑いの余地なくラフィク・ハリリ氏暗殺の首謀者らの一人と判断した」と発表した。
その一方で、「ハッサン・ハビブ・メルヒ(Hassan Habib Merhi)被告、フセイン・オネイシ(Hussein Oneissi)被告、アサド・サブラ(Assad Sabra)被告については、全ての罪状で無罪とする」と述べた。(c)AFP