【8月17日 CGTN Japanese】人工飼育のパンダとしては世界最高齢となる「新星」(シンシン、Xin Xing)が16日、38歳の誕生日を迎えました。人間で言えば110歳から140歳に相当します。

「新星」が暮らしている重慶(Chongqing)動物園ではこの日、誕生日パーティーが行われ、「新星」は果物やタケノコで作られた誕生日ケーキを楽しみました。肥満症や高血圧などの病気を防ぐために、飼育係は給食を調整して、「新星」の体重を95キロから100キロ程度にコントロールしています。また、夏の高温を避け、朝と夜の涼しい時間帯だけに屋外に出て、散歩させるようにしています。

「新星」はこれまでに10頭のパンダを産んでおり、孫やひ孫なども含めれば、昨年末時点で153頭にも上っています。日本、カナダ、米国など20余りの国と地域で暮らしています。

 なお、世界では現在、30歳を超えるパンダは30頭足らずです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News