【8月17日 AFP】女子テニス、プラハ・オープン(Prague Open 2020)は16日、シングルス決勝が行われ、大会第1シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)が6-2、7-5で第3シードのエリーゼ・メルテンス(Elise Mertens、ベルギー)を下し、優勝を果たした。

 世界ランキング2位のハレプは、これがツアー通算21勝目。現役選手では、セレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)、ヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)、キム・クライシュテルス(Kim Clijsters、ベルギー)、ペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)に次ぎ5番目に多い優勝回数となった。

 ハレプは公営チェコ・テレビ(Czech Television)に対し、「第1セットも簡単ではなかった。彼女は素晴らしい対戦相手。動きが素早く、常に厳しい試合になる」「第2セットのほうがタフだったが、力強いプレーができたので勝てた」と話した。

 また、全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2020)に出場するかについては17日に決断すると明かし、「今決めるのは早すぎる。この勝利をとにかく堪能して、それから全米オープンについて考える」とコメントした。

 プラハ・オープンはツアー再開後の2大会目で、新型コロナウイルスの感染対策として無観客で開催された。選手は試合やトレーニング、食事の時以外は常にマスクの着用を義務付けられた。(c)AFP