【8月17日 AFP】サッカーヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2019-20)は16日、一発勝負の準決勝がドイツ・ケルン(Cologne)で行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)はセビージャFC(Sevilla FC)に1-2で逆転負けし、決勝進出はならなかった。

 ブルーノ・ミゲル・フェルナンデス(Bruno Miguel Fernandes)のPKで前半早々に先制したユナイテッドだが、追加点を決めきれなかったことのつけを払わされることになった。

 セビージャはすぐにスソ(Suso)が同点弾を決めると、GKボノ(Yassine Bounou 'Bono')の好セーブなどでチームを試合にとどめ、78分には途中出場のルーク・デ・ヨング(Luuk de Jong)が決勝点を挙げた。

 今季のカップ戦で3度目の準決勝敗退を喫したユナイテッドのオレ・グンナー・スールシャール(Ole Gunnar Solskjaer)監督は、移籍市場で慌ただしい数週間を迎えるだろうと認めた。

 イングランド・プレミアリーグを3位で終え、すでに来季のチャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)出場権を確保しているユナイテッドだが、スールシャール監督は87分まで1人もメンバーを交代しないなど、核となる少数の選手に依存しすぎていることが再び露呈する結果となった。

 ユナイテッドの新シーズン開幕はわずか4週間後に迫っているが、ジェイドン・サンチョ(Jadon Sancho)獲得に向けた初期交渉は、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)側が同選手の残留を主張しているため、行き詰まりを見せている。

 スールシャール監督は「もちろん選手層を厚くする必要がある。長いシーズンになる」とコメントした。

「移籍が行われるのか、あるいはそれがいつになるかは言えない。だが、われわれは選手の獲得を検討しており、それは急務だ。いつそうした補強をするのか、100パーセントの確証を持っていなければならない」

 一方、ヨーロッパリーグの決勝トーナメントにおいて直近26戦で25勝を挙げ、ここ数年の同大会で快進撃を見せ続けているセビージャは、自分たちが6度目の優勝を果たす運命にあると決勝でも確信するはずだ。

 スペイン代表を率いていた最中にレアル・マドリード(Real Madrid)からの監督就任オファーを引き受けたため、W杯ロシア大会(2018 World Cup)の開幕前日に解任を言い渡され、結局レアルでも数か月後に任を解かれるなど、タフなここ数年を送ってきたフレン・ロペテギ(Julen Lopetegui)監督は、セビージャで復活のときを満喫している。

 公式戦で20戦無敗のセビージャはクラブ記録を樹立したが、ディエゴ・カルロス(Diego Carlos)がマーカス・ラシュフォード(Marcus Rashford)を倒してしまうなど、序盤にはユナイテッドの前線4人の速さと動きに動揺する時間もあった。

 21日に行われる決勝でセビージャは、インテル(Inter Milan)とシャフタール・ドネツク(Shakhtar Donetsk)の勝者と対戦する。(c)AFP/Kieran CANNING