【8月16日 Xinhua News】中国国家衛生健康委員会は16日、31省・自治区・直轄市と新疆生産建設兵団から受けた報告として、新型コロナウイルスの感染者が15日、新たに19人確認されたと発表した。内訳は新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)4人、「輸入症例」が15人(上海市5人、広東省(Guangdong)3人、陝西省(Shaanxi)3人、天津市(Tianjin)2人、福建省(Fujian)1人、四川省(Sichuan)1人)だった。新たな死者は確認されず、感染の疑いがある患者は1人(福建省での輸入症例)増えた。

 15日の新たな退院者は56人で、経過観察が解除された濃厚接触者は1290人、重症者は14日より2人減った。

 輸入症例の患者は現在184人(重症者ゼロ)で、感染の疑いがある患者は3人だった。累計感染者数は2278人で、うち2094人が既に退院している。輸入症例での死者は確認されていない。

 16日午前0時時点の中国本土の感染者数は618人で、うち重症者は34人。感染者の累計は8万4827人で、退院者は7万9575人、死者は4634人となった。感染の疑いがある患者は3人で、特定された濃厚接触者は累計80万5857人、経過観察を受けている濃厚接触者は1万9933人だった。

 15日に新たに確認された無症状の感染者は16人(輸入症例11人)だった。同日に確定診断された無症状感染者は1人、14人(輸入症例9人)が経過観察を解除された。現時点で経過観察を受けている無症状感染者は319人(輸入症例176人)となっている。

 香港・マカオ・台湾地区からの感染確認報告は累計4934人で、うち香港特別行政区が4406人(退院3488人、死亡69人)、マカオ特別行政区が46人(全て退院)、台湾地区が482人(退院450人、死亡7人)だった。(c)Xinhua News/AFPBB News