【8月16日 Xinhua News】中国広東省(Guangdong)雲浮市(Yunfu)の水東村は、600年前の景観を残す古村落。北宋時代の儒学者・程顥(%%Cheng Yi)の子孫が明代に同地に移り建設した。今でも「磚(せん)」と呼ばれる黒灰色のれんがを用いた明清時代の廟(びょう)や祠堂(しどう)、住宅など588棟が、比較的良い状態で残っている。

 歴史的雰囲気に満ちた道路や古木、石碑なども保存されている。2008年からは、中国古来の学術思想を伝える「国学小鎮」を目指した保護と開発を行い、観光業を主体とする多業態による地域発展モデル「全域観光」を取り入れた村づくりを進めている。2019年には、中国歴史文化名鎮・名村の第7次リストに選定された。(c)Xinhua News/AFPBB News