【8月16日 Xinhua News】中国浙江省(Zhejiang)金華市(Jinhua)浦江県は「書画の里」とも呼ばれ、近代に呉茀之(ご・ふつし、1900~1977年)と張書旂(ちょう・しょき、1900~1957年)という2人の著名画家を輩出した。

 同省杭州市(Hangzhou)の浙江美術館では現在、現代花鳥画分野で多大な貢献を残した2人の芸術家を記念するため、浦江県政府と共同で「仙華双甲-呉茀之・張書旂生誕120周年記念特別展」を開催している。「仙華」は浦江県にある名山、仙華山を指す。

 同展覧会は中国文化・観光部が選定した「2020年全国美術館所蔵逸品展示シーズン」のプログラムの一つであり、両氏の絵画作品や文献資料140点余りを展示する。

 張書旂の作品「百鴿図」は、1941年にルーズベルト米大統領に寄贈され、今でもホワイトハウスに飾られている。同作品はホワイトハウスに飾られた最初の中国画として知られる。(c)Xinhua News/AFPBB News