■午前4時から起きっぱなし

 ハリス氏のおばで、インド南部タミルナド(Tamil Nadu)州の州都チェンナイ(Chennai)に暮らす医師のサララ・ゴパラン(Sarala Gopalan)氏は、家族全員が「大興奮で大喜びしている」と語った。

「米国に住む友人が早朝4時にメッセージをくれて、それからずっと起きている」とサララさんは、インドの民放CNN News 18に語った。

 サララさんはまた「(ハリス氏は)自身のルーツを決して忘れず、家族のありがたみを信じる人だ」とインド南部の英字日刊紙デカン・ヘラルド(Deccan Herald)に語った。

 母に加え、母方の祖父でインドの上級公務員だったP.V.ゴパラン(P.V. Gopalan)氏からも強く影響を受けた、とハリス氏は述べている。

「祖父は毎朝、引退した公務員仲間らと海岸沿いを散歩しながら、政治、汚職撲滅、正義などについて語っていた」とハリス氏は2009年のインタビューで回顧している。「祖父は私の世界の中で、本当に好きな人物のうちの一人だった」 (c)AFP