【8月15日 Xinhua News】中国国家税務総局の王軍(Wang Jun)局長はこのほど、報道陣のインタビューに応じ、税収に関するビッグデータで浮き彫りになった経済成長の新しい特徴を次のようにまとめた。

 ▽企業の売り上げが着実に回復している。2月10日以降、企業の業務・生産再開、販売再開が週を追うごとに着実に回復し、上向いている。

 ▽製造業の回復が比較的速やかだった。第1四半期(1~3月)は新型コロナウイルスの影響が大きく、売上高は前年同期比で21・3%落ち込んだが、第2四半期(4~6月)は8%増となった。

 ▽経済発展の新エネルギーが加速度的に成長した。ハイテク産業の売上高は第1四半期に前年同期比8・3%落ち込んだものの、第2四半期には21・7%増となり、7月には前年同月比で21・3%増えた。

 ▽投資の回復が徐々に勢いづいてきた。税務総局のサービス・管理対象となる年間納税額1億元(1元=約15円)以上の大型企業・グループ2050社のデータによれば、第2四半期の企業の固定資産投資は前年同期比で15%増加した。(c)Xinhua News/AFPBB News