【8月15日 CGTN Japanese】中国大陸での映画館再開に合わせて、早くも日本映画が一般公開される動きが出てきました。選ばれたのは、細田守監督の話題作『未来のミライ』(2018)と、蒼井優や竹内結子、松原智恵子、山崎努ら主演を務める『長いお別れ』(2019)の2本です。

『時をかける少女』や『サマーウォーズ』、『バケモノの子』など数々の名作を世に送り出してきた細田守監督の『未来のミライ』は2018年5月16日にカンヌ国際映画祭プレミア上映され、「監督週間」でアニメ作品として唯一招待された話題作。また、第91回アカデミー賞長編アニメ映画賞へのノミネートも果たしています。中国大陸での公開日は未定ですが、中国タイトルは『未来的未来』に決定しました。

 一方、『長いお別れ』は、直木賞作家・中島京子の実体験に基づく小説を、『湯を沸かすほどの熱い愛』などの中野量太監督が映画化したもので、認知症の影響で徐々に記憶を失っていく父と、彼と向き合う家族を描く心温まるヒューマンドラマとなっています。主演は中国でもおなじみの人気女優、蒼井優と竹内結子、それに松原智恵子や山崎努らが務めています。中国タイトルは『漫長的告別』で、公開は8月28日から。(c)CGTN Japanese/AFPBB News