【8月13日 AFP】スペイン1部リーグのバレンシア(Valencia CF)に所属するMFフランシス・コクラン(Francis Coquelin)がビジャレアル(Villarreal CF)と4年契約を結んだと、両クラブが12日に発表した。

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 地元メディアによれば、イングランド・プレミアリーグのアーセナル(Arsenal)に約10年間所属し、2018年に同チームを離れたコクランの移籍金は800万ユーロ(約10億円)だったという。

 フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)やセビージャFC(Sevilla FC)を率いたウナイ・エメリ(Unai Emery)新監督の下、来季はヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2020-21)に出場するビジャレアルは、すでにレアル・マドリード(Real Madrid)から久保建英(Takefusa Kubo)をローンで補強していた。

 29歳のコクランが所属していたバレンシアは今季のリーグ戦を9位でフィニッシュ。シンガポール人の実業家であるピーター・リム(Peter Lim)オーナーに対するファンの幻滅は強くなるなど、チームは散々なシーズンを送った。(c)AFP