【8月13日 AFP】スペイン1部リーグ、レアル・ソシエダ(Real Sociedad)にローン移籍していたノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴール(Martin Odegaard)が、来季から所属元であるレアル・マドリード(Real Madrid)に復帰することが12日に決まった。

 2015年にレアルに加入した21歳のウーデゴールは、2017年から2018年にかけオランダ1部・エールディビジのヘーレンフェーン(SC Heerenveen)で、翌シーズンはフィテッセ(Vitesse Arnhem)でプレーしており、ローン移籍はソシエダが3チーム目となっていた。

 ソシエダは発表文の中で「これほどの短期間でこんなに愛されるのは難しいことだが、マルティン・ウーデゴールはそれをやってのけた。この記憶に残るシーズンに、彼が与えてくれたすべてをわれわれは決して忘れない」と記した。

 ウーデゴールは今季、欧州カップ戦の出場権獲得を目指していたソシエダの中心選手として活躍。リーグ戦を6位でフィニッシュしたチームは来季ヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2020-21)に進むことになったが、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)の出場権確保に向けて順調に進んでいるように見えた時期もあった。

 今季、ソシエダで36試合の公式戦に出場したウーデゴールは、チームの国王杯(Copa del Rey 2019-20)決勝進出にも貢献した。ソシエダは地元のライバルであるアスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)との歴史的な一戦に臨む予定だが、新型コロナウイルスの影響で決勝はいまだ開催されていない。(c)AFP