【8月12日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間11日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は73万6828人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも2012万2700人の感染が確認され、少なくとも1208万900人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 10日には世界全体で新たに5035人の死亡と23万2781人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの871人。次いでメキシコ(705人)、ブラジル(703人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに16万3465人が死亡、509万4565人が感染し、少なくとも167万755人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は10万1752人、感染者数は305万7470人。以降はメキシコ(死者5万3003人、感染者48万5836人)、英国(死者4万6526人、感染者31万1641人)、インド(死者4万5257人、感染者226万8675人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの85人。次いで英国(69人)、ペルー(65人)、スペイン(61人)、イタリア(58人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万4712人、回復者数は7万9284人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が22万2396人(感染562万4261人)、欧州が21万3720人(感染338万4004人)、米国・カナダが17万2483人(感染521万4304人)、アジアが7万3707人(感染355万6796人)、中東が3万566人(感染126万998人)、アフリカが2万3592人(感染105万8701人)、オセアニアが364人(感染2万3640人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP