【8月11日 AFP】(更新)ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は11日、新型コロナウイルスに対して「持続可能な免疫」をつくるワクチンを初めて開発したと発表した。

 同大統領は、閣僚らとともにテレビ中継されたビデオ会議に臨み、「けさ、世界で初めて新型コロナウイルスに対するワクチンが承認された」と述べた。

 さらに「私の娘の一人がワクチンを接種した。この意味で彼女は実験に参加したのだと思う」と話した。

 ロシアは新型コロナワクチンの開発を急ピッチで進めているが、世界保健機関(WHO)は先週、同国に対し、制定された指針に従い、安全なワクチンを開発するために必要な「全ての段階」を経るよう求めていた。(c)AFP