【8月12日 AFP】サッカーヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2019-20)は11日、一発勝負の準々決勝がドイツで行われ、セビージャFC(Sevilla FC)はルーカス・オカンポス(Lucas Ocampos)が88分にヘディングゴールを決め、ウォルバーハンプトン・ワンダラーズ(Wolverhampton Wanderers)を1-0で下し4強入りを果たした。

 デュイスブルク(Duisburg)で終始試合を優位に進めたセビージャは、疲れた様子のウルブス(Wolves、ウォルバーハンプトンの愛称)の欧州カップ戦制覇の夢を打ち砕いた。通算5度の優勝を誇るセビージャは、16日の準決勝でマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)とケルン(Cologne)で対戦する。

 公式戦の無敗を19試合に伸ばしたセビージャのフレン・ロペテギ(Julen Lopetegui)監督は、英BTスポーツ(BT Sport)に「選手たちをとても誇らしく思う。非常に優れたチームを相手に、かなりの忍耐が必要だった」とコメントした。

「自分たちには野望があり、ハードワークするが、次の相手はマンチェスター・ユナイテッド。世界最大のクラブだ」

 一方ゲルゼンキルヘン(Gelsenkirchen)では、シャフタール・ドネツク(Shakhtar Donetsk)がFCバーゼル(FC Basel)に4-1で勝利。17日に行われる準決勝ではインテル(Inter Milan)と対戦する。(c)AFP/Terry DALEY