【8月11日 Xinhua News】中国国家衛生健康委員会は11日、31省・自治区・直轄市と新疆生産建設兵団から受けた報告として、新型コロナウイルスの感染者が10日、新たに44人確認されたと発表した。内訳は新疆ウイグル自治区13人、「輸入症例」が31人(陝西省9人、上海市8人、山東省6人、広東省3人、甘粛省2人、河北省1人、黒龍江省1人、浙江省1人)だった。新たな死者は確認されず、感染の疑いがある患者は2人(輸入症例)増えた。

 10日の新たな退院者は52人で、経過観察が解除された濃厚接触者は1729人、重症者は前日より3人増えた。

 輸入症例の患者は現在154人で、うち重症者1人。感染の疑いがある患者は3人だった。累計感染者数は2200人で、うち2046人が既に退院している。輸入症例での死者は確認されていない。

 11日午前0時時点の中国本土の感染者数は794人で、うち重症者は44人。感染者の累計は8万4712人で、退院者は7万9284人、死者は4634人となった。感染の疑いがある患者は3人で、特定された濃厚接触者は累計80万2273人、経過観察を受けている濃厚接触者は2万3790人だった。

 10日に新たに確認された無症状の感染者は17人(輸入症例6人)だった。経過観察を受けていた無症状感染者のうち2人が確定診断され、13人(輸入症例3人)が経過観察を解除された。現時点で経過観察を受けている無症状感染者は285人(輸入症例137人)となっている。

 香港・マカオ・台湾地区からの感染確認報告は累計4671人で、うち香港特別行政区が4148人(退院2917人、死亡55人)、マカオ特別行政区が46人(全て退院)、台湾地区が477人(退院441人、死亡7人)だった。(c)Xinhua News/AFPBB News