【8月11日 Xinhua News】今年24歳になる女性キックボクサーの薛金玉(Xue Jinyu)さんは、中国甘粛省(Gansu)蘭州市(Lanzhou)にあるスポーツジムでトレーナーとして働いている。普段、自身のトレーニングと試合の他に、ジムで生徒たちにキックボクシングやテコンドー、中国武術の散打(さんだ)などを熱心に指導しているため、周りから「キックボクシング界の一輪のバラ」と呼ばれている。

 薛さんは「キックボクシングは体力と知力、精神力の総合勝負で、トレーニングを通じて自分の身を守る方法を学べるだけでなく、心も強くなる。より多くの女性にキックボクシングに触れてもらい、理解してもらいたい」と語った。

 薛さんの働きかけにより、キックボクシングは現在、ジムで最も人気のあるレッスンの一つとなり、多くの若者がその魅力を味わっている。(c)Xinhua News/AFPBB News