【8月11日 AFP】10日に行われた女子テニスのトップシード・オープン(The Top Seed Open 2020)、シングルス1回戦で敗退を喫したジョアンナ・コンタ(Johanna Konta、英国)が、健康上の不安に襲われた。

 大会第3シードのコンタは4-6、4-6でノーシードのマリー・ボウスコバ(Marie Bouzkova、チェコ)に敗れた一戦で、試合開始から数分でメディカルタイムアウトを取った。

 つらそうな様子のコンタは2本の指を首元に当てて脈を確認し、最終的にプレーを再開したが、試合後に、突然動悸(どうき)がして心拍数が急上昇したと説明した。

「心拍数が何の理由もなしに急に上がった。長いラリーもしていなかったし、肺にガスがたまっているわけでもないのに」「少し頭がくらっとして、医師かトレーナーに診てもらわなければいけなかった」「検査はすべて受けていた。すこぶる元気だけど、こうなることもある。(ゲームカウントが)3-4になるくらいまでは落ち着かなかったけど、その後は落ち着いてテニスに集中できた」

 コンタは、トーナメントでの試合中や練習中にこういった問題に見舞われたのはこれで4回目だと明かした。

「何でこういうことが起きるのかわからない。ストレスがある状況でも、無い状況でも起こる。散発的で、捉え切れていない。頭がふらふらして、最初の数秒は動けなくなる」

「心配だし、理想的ではない。もう一度心電図検査をして、測定できればいい。でも多分、1年かそれくらいは再発しないだろうと思う」 (c)AFP