【8月11日 AFP】ロードレース世界選手権(WGP 2020)の主催者は10日、今シーズンの最終戦として、ポルトガルGPが追加されたと発表した。11月20日から22日にポルティマン(Portimao)で行われる同GPは、2012年以来8年ぶりの開催となる。

 これにより、レッドブルKTMテック3(Red Bull KTM Tech 3)のミゲル・オリベイラ(Miguel Oliveira、ポルトガル)は母国で走るチャンスを得られることになった。

 MotoGPで唯一のポルトガル人ライダーであるオリベイラは、「夢がかなった」「母国でレースをするのは特別な気分だ。最終戦だというのも信じられない。全速力ですべてを出し切る」と語った。

 今季のMotoGPは、新型コロナウイルスの大流行の影響で日程に変更や延期が生じ、欧州でのみレースが開催されることになっている。ここまで今季3戦を終え、総合首位にはペトロナス・ヤマハSRT(Petronas Yamaha SRT)のファビオ・クアルタラロ(Fabio Quartararo、フランス)が立っている。(c)AFP