【8月11日 AFP】欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)の準々決勝を前に、新型コロナウイルスの検査で2人の陽性反応者が出ていたアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)は10日、他の選手とスタッフを対象とした再検査の結果、全員が陰性だったと発表した。

 これによってチームは11日、RBライプツィヒ(RB Leipzig)戦が開催されるポルトガルに移動することができるようになり、胸をなでおろす結果となった。

 前週末の検査で2人が陽性反応を示していたアトレティコは同日、この2人がFWアンヘル・コレア(Angel Correa)とDFシメ・ヴルサリコ(Sime Vrsaljko)だったことも明かした。

 両選手は無症状で自宅隔離を続けることになる一方、残りの選手は10日午後にマドリードで練習を再開させ、13日に予定されているライプツィヒ戦に向けて11日にリスボンに渡る。

 アトレティコは当初、10日の夜にポルトガルに移動し、11日にはベンフィカ(Benfica)のトレーニング施設で練習する予定だった。

 予定は調整する必要があるが、アトレティコの選手たちはリスボンにある同じホテルに滞在する。フォーマットが圧縮された今季のチャンピオンズリーグは、残りの試合が同都市で無観客で行われる。

 これに先立ち欧州サッカー連盟(UEFA)は同日、アトレティコ対ライプツィヒ戦について「予定通り開催される」と発表。広報担当者が、「この一戦は予定通り開催される。これ以上のコメントはない」と語っていた。(c)AFP