【8月15日 CGTN Japanese】新型コロナウイルス感染流行の影響を受け、中国国内の観光市場は低迷していますが、予防策の常態化とその確実な実施に伴い、夏休みを迎えた今シーズン、各地の観光業は活気づいています。

 8月から年末まで、湖北省は省内のすべてのA級景勝地、武漢市は市内のすべての景勝地を、全国の低リスク地区からの観光客に向け無料で開放しています。武漢市では各景勝地が、1日の入場者数を定員の半分とする上、予約制を取っています。そのうち、毎日20万人の無料入場枠を設けています。

 海南でも観光業が好調です。三亜鳳凰国際空港は7月下旬から、1日あたりの利用客が約5万人に達しており、昨年同期とほぼ同レベルにまで回復しています。また、人気景勝地の一部ホテルは予約率が90%を超え、免税店も観光客でにぎわっています。

 重慶市では、1月22日から運行を停止していた長江三峡クルーズ船が再開しました。 (c)CGTN Japanese/AFPBB News