【8月11日 Xinhua News】中国広西チワン族自治区(Guangxi Zhuang Autonomous Region)南寧税関の密輸取締局はこのほど、同税関が今年上半期(1~6月)に立件や処分を行った各種密輸事件が1048件に上ったと明らかにした。密輸総額は25億1600万元(1元=約15円)だった。

 同局のデータによると、上半期の「海外ごみ」輸入事件は55件で、押収廃棄物は6万4334・8トンに上った。重点課税商品については、石油製品やたばこ、酒類、自動車などの密輸を厳しく取り締まり、たばこと酒の密輸208件を摘発。それぞれ約7662点と195点を押収した。農産物では冷凍品やコメ、食用砂糖の密輸で重点的な取り締まりを実施し、冷凍農産物の密輸124件、計4343・58トン、ブタやウシの生体密輸18件、計1万2千トンをそれぞれ摘発し処分した。(c)Xinhua News/AFPBB News