タイヤは「風船のよう」、ハミルトンが破裂の恐怖あったと認める
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【8月10日 AFP】メルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)が9日、チームメートのバルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)とともに深刻なタイヤのブリスター(火ぶくれ)に苦しんだ70周年記念GP(70th Anniversary Grand Prix)を終え、ピレリ(Pirelli)社のタイヤを風船に例えた。
同じシルバーストーン(Silverstone Race Circuit)で行われたわずか1週間前の英国GP(British Grand Prix 2020)では、終盤にハミルトンも含めた3台のマシンのタイヤがパンクするアクシデントがあり、ハミルトンは結局タイヤ3本で走りきってギリギリの優勝を飾った。しかし、ピレリは前週よりも柔らかいタイヤのセットを空気圧を高めて使う判断を推し進め、多くのチームが強い懸念を示していた。
その中で、メルセデスの二人はレッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)に逆転されて今季初勝利と通算9勝目を許し、ハミルトンが2位、ボッタスが3位という想定外の結果になった。
ハミルトンは、パンクせずにレースを乗り切り、一定の速さを見せて2位に入ったことを喜んだ一方で、チームはタイヤの管理に苦戦し、今も解決策が見つかっていないとコメント。タイヤ管理に神経を使いながらのレースだったと話し、破裂の恐怖があったことを認めた。
「きょうはすごく難しいレースになった」「だけどレッドブルとマックスにはおめでとうと言いたい。彼らは素晴らしい仕事をした」「レッドブルでは僕らのような問題は起こっていなかったし、これほどひどいブリスターができるとは思っていなかった」
「きょうのように前進できているのはうれしい。きょうはかなり激しく攻めた」「チームで問題特定に全力を尽くしたい。ピレリのタイヤは前週問題が起こり、それから内圧をどんどん上げて風船みたいになっている」「他のチームで僕らのようなブリスターができたかは少し分からないけど、これから調べていきたい」
「あの中間スティントや、さらには最初のスティントでも、マックスに後れを取り始めていた。こちらはこれ以上ないほどタイヤをいたわっていた」「中間スティントでは、片側はOKだったけどもう片側はタイヤがはげていた。最後は片側のタイヤだけで走っていた。破裂するんじゃないかと怖かったよ」 (c)AFP