【8月11日 Xinhua News】中国内モンゴル自治区(Inner Mongolia Autonomous Region)オルドス市にあるゴビズキンカモメ国家級自然保護区の中心は「桃力廟・アルシャー湾海子」と呼ばれる湿地で、内陸性のカモメ「ゴビズキンカモメ」が市内で最も集中して分布し、繁殖するエリアとなっている。ゴビズキンカモメは世界で絶滅が危惧されており、中国でも国家1級保護動物に指定されている。

 同保護区ではここ数年、生態保護の取り組みを強化しており、湿地の水域面積も拡大を続けている。統計によると、今年に入り同地で生息が確認された鳥類は40種類以上1万5千羽余り。うちゴビズキンカモメは2千羽余りで、これほど多くの数が戻ってきたのは13年ぶりだという。(c)Xinhua News/AFPBB News