【8月8日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間8日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は72万1902人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも1941万9370人の感染が確認され、少なくとも1151万4500人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 7日には世界全体で新たに6106人の死亡と27万1069人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはブラジルの1079人。次いで米国(1062人)、インド(933人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに16万1358人が死亡、494万2008人が感染し、少なくとも162万3870人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は9万9572人、感染者数は296万2442人。以降はメキシコ(死者5万1311人、感染者46万9407人)、英国(死者4万6511人、感染者30万9005人)、インド(死者4万2518人、感染者208万8611人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの85人。次いで英国(69人)、ペルー(63人)、スペイン(61人)、イタリア(58人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万4596人、回復者数は7万9123人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が21万5859人(感染541万2752人)、欧州が21万2794人(感染332万4721人)、米国・カナダが17万362人(感染506万783人)、アジアが7万515人(感染334万7655人)、中東が2万9570人(感染122万8429人)、アフリカが2万2491人(感染102万2418人)、オセアニアが311人(感染2万2618人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP