【8月8日 Xinhua News】中国吉林省(Jilin)四平市(Siping)の侯景偉(Hou Jingwei)さん(55)は、子どもの頃から家族の下で、彫刻や烙画(焼きごてで絵を描く技法)を学んできた。長年研究に没頭した末、浮き彫りと烙画の技術を組み合わせて、ヒョウタンの表面に伝統文化や民間の古い風俗・習慣を表現する工芸品の制作にたどり着いた。

 侯さんは2019年、同市の無形文化遺産プロジェクトの代表的伝承者に認定された。侯さんは「より多くの人に無形文化遺産の伝承に加わってもらい、小さなヒョウタンにより多くの民俗の物語を語らせたい」と願っている。(c)Xinhua News/AFPBB News