【8月8日 AFP】インド南部ケララ(Kerala)州コジコーデ(Kozhikode)の空港で7日、乗客乗員190人余りを乗せたアラブ首長国連邦(UAE)ドバイ(Dubai)発の格安航空エア・インディア・エクスプレス(Air India Express)旅客機が着陸に失敗し、警察当局によると少なくとも14人が死亡、15人が重傷を負った。

 同機は大雨の中で着陸を試みた際、滑走路を外れた。テレビ映像によると、機体は2つに分断されたが、火災は発生していないもよう。地元テレビ局ニュース18(News18)は、着陸装置に何らかの問題が発生したと報じている。

 地元警察の幹部はAFPに対し、少なくとも14人が死亡し、乗客15人が重傷を負ったと説明。少なくとも89人が病院に搬送され、その多くは重傷者だと述べた。同州の当局者によると、死者には操縦士1人が含まれる。

 エア・インディア・エクスプレスによると、同機には幼児10人を含む乗客184人と操縦士2人、客室乗務員5人が搭乗していた。匿名でAFPの取材に応じた当局者は、「救助活動が行われているが、雨に阻まれている」と語った。

 映像は現地メディアMMTVの放送内容の一部。同社提供。(c)AFP